中華鍋の扱い方

サイズや組み合わせたい器具について

 

 

中華鍋のサイズは直径30㎝から、巨大なもので2mまであります。もちろん2mもある大きな中華鍋はプロ用で、家庭で使うなら直径40前後がおすすめ。

 

30㎝だと洗うのは楽ですが、炒めものや焼きそばなど具がたくさん入る料理には小さすぎて炒めにくく具も鍋の外に飛びちったりして不便です。30㎝中華鍋でつくりやすいのは、「かに玉」や少人数分のスープ、おかゆなどかなり限定されてきますね。

 

40~45㎝あれば4、5人前の料理も楽々できますし、ひとり分など少量の料理もOK。また組み合わせてつかうとぐ~んと料理の幅が広がる蒸籠も、このサイズだと蒸し用の水がたっぷり張れて蒸発による鍋の焦げつきもありません。蒸籠があると料理はもちろん、野菜を蒸してヘルシーにいただくこともでき、たいへん重宝です。

 

中華鍋は炒める、焼く、煮る、揚げる、蒸すなどをすべてこなすため“万能鍋”とも呼ばれますが、揚げたり蒸したりするさいに便利な器具がジャーレン。大きな平たい穴あきお玉のようなストレーナー(こし器)で、揚げ物をいっぺんにすくえたり、ゆで野菜などをすくって均一に並べてさませるため、非常にすぐれた調理具なんです。中華鍋と併せてつかってみてください。